VISIT連載企画 医療人。第九回|訪問看護ステーションの転職&見学 求人情報サイト「VISIT」

VISIT

病院・クリニック、医療機関と比較しての業務のギャップ

訪問看護ステーションで実際に働き始めてみて分かったことですが、患者様の生活スタイルは十人十色、お一人おひとり本当に違うんです。そのため実際の生活様式から実現可能なサービスを提供しなくてはならない福祉用具の設定や自宅の改造なども考慮する必要があることを知りました。前職では患者様が来院されてのお仕事だったので、病気の向こうに個人個人の様々な事情があるということあまり考えたことはありませんでしたが、すごく考えるようになりましたね。

生活リズムの変化で変わったこと

帰宅時間が早くなり、家族との時間をとれるようになりました。生まれたばかりの子供がいるので、少しでも長く家族と関わる時間を増やしたいなと思っていましたが、実際にそうした時間が増えたことで子育てにもしっかり参加できるようになりました。

訪問リハで面白いなと思ったこと

ご自宅に置いてある本や物から趣味・思考を推察し、それを目標に介入できる点が面白いなと感じています。ご利用者の方もすべてを打ち明けてくれるわけではありませんし、あえて言葉にしないこともたくさんあると思いますが、ご自宅を見ているとその方の生活スタイルや、何を大切にしているのか、など見えてくるものが沢山あります。そうした一つ一つを想像しながらケアを組み立て関わっていくという事はとても面白く、創造的な仕事だなと感じています。
もちろんあまりじろじろ見てはいけないので、目に入る部分を丁寧に観察して記憶はしていますが(笑)

訪問看護のここが大変

まだ土地勘がないため、道を覚えることに苦戦しています(笑)慣れてきたら少しずつ楽になっていくと良いな、と思っています(笑)

先輩療法士のここはすごいなと思ったこと

患者様の介護者であるご家族様にまで気を配れる点はすごいな、といつも思っています。
夜間に何度も起きてしまう利用者様のケアに当たらせて頂いているんですが、そのご家族がどういう悩みを持っているのか、などを想像して声掛けや気遣いなど細かにフォローして信頼関係を築いていく様子は見習わなくては、と日々感じています。

訪問にいく事で気づいた事

外来診療では自立度が高い患者様がほとんどでした。ところが訪問リハは寝たきりであったりご家族様の意向も考慮するため、評価する対象が患者様だけではないということに気づかされました。
在宅での生活を支援する、という事はご利用者様、そのご家族、おうちの状況など含めて生活そのものを支援してくことなんだと、改めて知りましたね。

ケアや治療について考えが変わったこと

今までは患者様に対して評価・治療を行うことが多かったのですが、患者様の経済的状況・栄養状態・ご家族の協力状況などにも重要視するようになりました。繰り返しになるかもしれませんが、生活を見る、ということが訪問看護のケアなんだと思います。

これから訪問リハを始める療法士に向けてコメント

時間に余裕が出て患者様お一人おひとりに対して考える機会が増えたように感じています。
あらゆる可能性を考慮してサービスを提供することが、難しくもあり楽しくもある、と思う業種です。

訪問リハ未経験の方でも働ける環境はどんどん増えています。ご利用者様のお一人おひとりとしっかり関わりたいという考えをお持ちのセラピストの方にはきっと最適な職場だと思います。
  • Facebook
  • Twitter

PageTop