看護師の面接時マナーや服装について|訪問看護ステーションの転職&見学 求人情報サイト「VISIT」

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マナー

こんにちは、ぱれっと訪問看護リハビリステーションの甲斐です!
今回は、看護師の方からの質問で良くある「転職活動の面接時の服装やマナーについて」お話させて頂こうと思っています。
特に転職になると、「大人なんだからわかっていて当然」という雰囲気になってしまい不安でも人に聞けない、なんてことになりがちです。
それでも些細なことで面接時の印象をぐっと良く出来るのも事実です!改めて一緒に見てこうと思います。
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インタビュアー

ライター 甲斐 博之
大学卒業後、食品会社で勤務し、知人の紹介により訪問看護ステーション、在宅医療のクリニックを運営する法人に入社。看護師を中心とした医療介護職の人材紹介業務の立ち上げに関わり、同時に法人の採用や広報を担当する。訪問看護との関りが多く、その中で患者さま、看護師それぞれの立場でお役に立てないかと思い訪問看護ステーションの求人に特化した「VISIT」を立ち上げる。
面接時の服装マナー
まずは服装についてからお伝えしていこうと思います。

原則として、面接時の服装はスーツが基本です。
ただ、医療業界の独特の風習かもしれませんが、必ずしもスーツでなくてもあらかじめ担当者に伝えておけば、オフィスカジュアルのような格好や、仕事帰りの方はスクラブでも大丈夫だったりします。
どうしても時間的に着替えていくことが難しい場合は、事前に了承を得ておくことがポイントです。

私がこれまで面談をさせていただいた方の中でも、ネイルや付け爪、カラコンをつけたりしている方もいらっしゃって驚いたことがあります。(汗)
このコラムを読んでいる方で、転職活動の際に服装やマナーについて知らなかったことが理由で不採用になることがないよう、不安な方は最後まで読み進めていただくことをおすすめします。
面接時の服装選びのポイント
ここからは転職活動時の服装や身なりについて気を付けていただきたいポイントをお伝えしていきます。
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女性向けのポイント

◎パンツ・スカートどちらでもOK
◎スカートの場合は、膝の中央まで隠れる丈感が基本
◎靴は3〜5センチのヒールで黒が基本
※ヒールの金属部分がむき出しになっていないかチェックしておきましょう
◎エナメル素材やつま先が出ている靴はNG
◎髪の色は7番までが基本
※7番より明るい人は事前に黒染めして面接に臨みましょう
※ロングヘアの方は一つに束ねましょう
◎マニキュア・濃いメイク・カラコンはNG!(清楚感がポイントです)

男女共通のポイント

◎カバンは黒が基本。面接時にパンフレットや書類を受け取る可能性もあるのでA4サイズの資料が入るものにしましょう
◎スーツの色は、黒・ネイビー・グレーが基本
◎インナーは白のワイシャツで、丈は長袖にしましょう
※いくら暑くても半袖やノースリーブはNG
◎ワイシャツの襟・袖が汚れていないか確認しましょう
◎おでこや頬が隠れないよう清潔な髪形で臨みましょう
◎夏でもジャケット必須!冬はスーツに合わせたシンプルな色のコートが基本
◎アクセサリーは着用不要(結婚指輪とシンプルな腕時計はOK)
◎香水やタバコなどのにおいがするのはNG
◎爪は短く切りましょう
◎スーツにしわや毛玉、ペットの毛がついてないか確認しましょう

男性向けのポイント

◎ひげはきれいに剃りましょう
◎靴下に穴が開いていないか確認しましょう

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個人的には、スーツのない方は、白シャツ、ジャケット、パンツまたはスカートの3点をユニクロなど量販店で構いませんので、用意しておくことをおすすめします。

20代前半くらいの方であれば、新卒のときに着用したリクルートスーツでも問題ありません。
30代以降の場合、上下セットのスーツでなくても、 全体的に統一感のある格好であれば問題ありません。たとえば、黒・ネイビー・グレーのジャケットとパンツと白インナーなどです。白シャツでなくても、Vネックやラウンドネックのしわのないシンプルな服装であればOKです。

「私服着用で来てください」と言われたからと言って、ジーンズやTシャツなどの普段着で行くのはNGです。また、「不潔感」「派手さ」はNGです。
面接には、看護部長以外にも院長や事務長、人事部長なども同席することが多いです。その際、看護師としてのスキルや経験以前に、社会人としてのマナーがあるかを見られているのです。あくまでも清潔感のある身なり・服装を心がけましょう。

ちなみに企業側からすると、面接のときのマナーを守れないということは、いざ採用してご利用者宅に訪問した際も非常識なことをしてお客様を失いかねないというリスクに捉えられてしまうということを覚えておいてください。
最低限押さえたい面接時のマナー
次に、マナーについてお伝えします。

面接は基本的に一回勝負です。連絡なしに遅刻するだけで採用可否が決まってしまいます。
面接会場へは、必ず面接時間の5〜10分前に入れるよう、事前に面接場所を調べ、当日迷わないように所要時間や地図を確認しておきましょう。
駐車場完備の事業所の場合は車で行く方もいらっしゃると思いますが、その場合、時間帯によっては道路が混んでいて遅れることも想定されるので、あらかじめ道を確認し、事前に下見をしたり、1時間前など時間に余裕をもって到着できるようにしましょう。
病院やクリニックであれば探しやすいかもしれませんが、訪問看護ステーションの場合は、事務所が一軒家ということも珍しくありませんので、見分けがつきにくいことも多いです。

万が一、やむを得ない事情で遅れる場合は、わかった時点ですぐに電話で連絡をしてください。遅刻すると分かっているのに連絡をしなかったり、不採用になると決めつけて面接自体をドタキャンしたりすることは絶対にNGです。
業種に関わらずですが、特に医療や介護という人の命にかかわる業界ですので、時間にルーズな人は信用を疑われてしまいます。また、横のつながりが強い世界ですので、他の候補先の事業所にも自分の悪評が伝わることも想定の範囲内とわきまえたうえで行動しましょう。
終わりに
これまで服装やマナーについてお伝えしてきましたが大事なのは「状況に応じて相手に配慮した行動がとれるか」ということです。
ぜひ以上の点に気を付けたうえで、転職活動を成功させてくださいね。
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