2016年10月から厚生年金保険・健康保険の加入対象が広がっているのって知ってる?|訪問看護ステーションの転職&見学 求人情報サイト「VISIT」

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こんにちは!VISITの甲斐です。
従業員数が501人以上の企業で勤務している方はもちろん、すでにご存じの方も多いと思いますが、2016年10月に社会保険の加入対象が広がりました。
今回はそんな、少しわかりづらい厚生年金保険・健康保険の加入対象についてお伝えさせて頂きます。
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インタビュアー

ライター 甲斐 博之
大学卒業後、食品会社で勤務し、知人の紹介により訪問看護ステーション、在宅医療のクリニックを運営する法人に入社。看護師を中心とした医療介護職の人材紹介業務の立ち上げに関わり、同時に法人の採用や広報を担当する。訪問看護との関りが多く、その中で患者さま、看護師それぞれの立場でお役に立てないかと思い訪問看護ステーションの求人に特化した「VISIT」を立ち上げる。
パート労働者にも求められる保険加入
まず、国の狙いとしては大きく2つあります。

一つ目は労働人口が減少する一方で毎年少しずつ最低賃金の上昇に伴い、パート労働者が扶養適用内で働ける時間が減っている問題。
二つ目は国の歳入源である社会保険料を補填するため。2025年問題が間近に迫る中、パート労働者に扶養を外れて働いてもらい、税金も払ってもらおう、という点です。

それまでの週30時間以上(常勤雇用者の4分の3以上)勤務した場合という条件に加えて、勤務時間が30時間に満たない場合でも下記条件をすべて満たすパート労働者は社会保険に加入する必要があります。
また注意していただきたいのは、年収130万円未満であっても、下記の条件を満たす方は、ご自身で社会保険(厚生年金、健康保険)に加入する必要があるということです。
・週の労働時間が20時間を超えること
・1ヶ月の想定される賃金が88000円以上であること
※賞与、交通費、残業代は含まれません
・雇用期間が1年以上の予定がある場合
※契約更新の可能性がある場合も含めます
・学生でないこと
※夜間、通信、定時制の方は対象となります
・従業員数が501人以上の企業で働いている
2017年4月に追加されたことですが、
・従業員500人以下の企業で働いていて、社会保険に加入することを労使で合意されている

これからパートとして転職を考えている方は、あらかじめ希望先の企業の従業員数を確認しておく必要があります。
保険加入にもメリットはある
これまで社会保険に加入するか注意してくださいという風にお伝えしてきましたが、いちがいに社会保険に加入することがデメリットだけかと言うと、そうではありません。確かに、金額的に130万円を少し超えたくらいですと、勤務時間が増えて手取り額が減るということになるのでもったいない気もしますが、加入するメリットもあります。

社会保険に加入するメリットとしては、
1) 将来もらえる年金が増える
月収88000円の方が月額8000円(年額96000円)の保険料を払うことで将来どれだけ年金が増えるかというと、
1年間加入した場合、月額500円(年額5800円)×終身
20年間加入した場合、月額9700円(年額115800円)×終身
40年間加入した場合、月額19300円(年額231500円)×終身

20年加入して月額およそ1万円増えるのは将来への投資と考えてもいいかもしれませんね。

2) 会社と折半で払うため、自分の負担は半分です。一部、保険料が安くなる方もいます。
会社も労働者と同じ金額を支払っています。自分が払っている2倍の金額が厚生年金のベースとなっているのです。また、現在ご自分で健康保険や年金保険料を払っている方は今よりも安くなる可能性があります。

3) 万が一の時に傷病手当金や出産手当金が支給される
さらに、自分で社会保険に加入すると、医療保険(健康保険)が充実するというメリットもあります。月収88000円の場合、月額4400円で、ケガや出産で仕事を休まなければならなくなった時に、月額賃金の3分の2が支給されます。

4) 障害がある状態になった場合、家族にも年金が支払われる
万が一、厚生年金加入中に障害状態になった場合、「障害厚生年金」が支給されます。万一、亡くなった場合も遺族に「遺族厚生年金」が支給されます。

将来のことや病気や万が一のことを考えると家族がいる方は、家族にもメリットがあるというのは安心材になりますね。
現在、パートで働いていて社会保険に加入するかで悩んでいる方は、こちらのコラムも読んでみてください。

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